魔法使いの夜 聖地巡礼(舞台探訪)『亀戸中央公園』 個人的激押しラノベゲーム 通称『まほよ』をご紹介

探訪日:2017/6/10 更新日:2018/3/13

魔法使いの夜 聖地巡礼(舞台探訪)『亀戸中央公園』 

魔法使いの夜 聖地巡礼(舞台探訪)『亀戸中央公園』 

今回はFate等でお馴染みのTYPE-MOON発のビジュアルノベルゲーム『魔法使いの夜』の聖地巡礼(舞台探訪)と紹介記事です。

今回は時計塔が印象的な公園に東京に行く予定があったのでカット合わせに寄りました。

魔法使いの夜とは?

魔法使いの夜『まほよ』

魔法使いの夜『まほよ』

魔法使いの夜』(まほうつかいのよる)は、TYPE-MOONより発売された伝奇ビジュアルノベルゲーム。略称は「まほよ」。

原作は奈須きのこの未発表・未完成の同名伝奇小説である。原作小説は一般的な意味で発表はされていない。本作は全3部構成らしいが現在のところ第1部しか完成していないため、武内は「続きを読みたい」と発言している。

月姫』、『Fate/stay night』、『空の境界』に連なる奈須の世界の原点にして雛形とされる作品である。『月姫』の魔法使いである蒼崎青子主人公とし、『空の境界』の蒼崎橙子もメインキャラクターとして登場する。また舞台となる三咲町は『月姫』の舞台でもある。ただしどの作品との同じ世界での物語ではなく、あくまでひとつの物語として語られている。

番外編を除き、本編では分岐や選択肢が存在しない。これはビジュアルノベル形式の作品が持つ「物語」の魅力を最大限に生かすためとのこと

魔法使いの夜 あらすじ

魔法使いの夜 あらすじ

魔法使いの夜 あらすじ

1980年代後半の地方都市・三咲町。この町では、「坂の上にあるお屋敷には、2人の魔女が住んでいる」という噂があった。田舎から三咲町に引越して来た男子高校生・静希草十郎は、ある日、転校先の生徒会長・蒼崎青子が魔法を使っている所を偶然目撃してしまう。しかし、電気もない程の田舎で育った草十郎は、都会の人間ならそんなことも出来るのではないかと勘違いしてしまっていた。一方、青子は同居人・久遠寺有珠から草十郎を殺すように言われ、彼の抹殺を決意する。実は、青子と有珠こそ例の屋敷に住む魔女だったのだ。しかし、紆余曲折の末、草十郎の命は助かるが、魔術の秘匿の為、青子と有珠に監視される形で、久遠寺邸で共同生活を送る事になった。

魔法使いの夜 メイン登場人物

蒼崎 青子(あおざき あおこ)

魔法使いの夜 蒼崎 青子(あおざき あおこ)

魔法使いの夜 蒼崎 青子(あおざき あおこ)

 本作の主人公兼ヒロイン。見習い魔法使い。三咲高校2年生にして、生徒会長。勝気で気が強いが、気丈で直向きな姉御肌。美人でスタイルも良いが、いつも不機嫌そうな顔を浮かべており、学校で数々の事件を起こしている為、生徒からは恐れられつつ、慕われている。ロック系の音楽が好きで自室にもエレキギターアンプがあり、時々ギターを弾く。魔術師としては2年前から学び始めたばかりの半人前で、物語当初は実戦の経験が無かったが、破壊と魔力の使い方は優秀で、既に有珠を上回っている。また、魔力の効率的な運用が得意で、原作者の奈須きのこは「1リットルのガソリンで1000km走れるようなもの」と述べている。第五魔法・青を受け継いでおり、特定の空間・対象の時間を入れ替えたり(魔法が解ければ世界の修正力により時間操作による変化は元通りになる)、任意の時間帯を未来や過去へ送る事ができる。8年前、自分が死なせてしまった猫を救うことを祖父に願い、祖父が魔法を使ったことで開いた道から根源に辿り着いてしまい、魔法を受け継いだ。

久遠寺 有珠(くおんじ ありす)

魔法使いの夜 久遠寺 有珠(くおんじ ありす)

魔法使いの夜 久遠寺 有珠(くおんじ ありす)

本作のもう1人のヒロイン。屋敷に隠れ住む生粋の魔女。青子の同居人にして、魔術の師匠。礼園女学院2年生。短く切り揃えた混じり気のない黒髪、色白の肌、細い手足に小柄な体躯を持ち、草十郎をして「ただ美しい」と言わしめる程の神秘的な美少女。基本的には人と関わろうとせず、いつも無表情でいることが多いが、その実、青子以上の激情家。プライドが高く、勝負事(ゲーム)の勝敗にこだわる反面、自らの品位を貶めることを好しとしないため、結果的には黙して根に持つことが多い。自分の所有物に対しては強い思い入れがあり、その執着心の強さには青子すら辟易するほど。保守的で「変わる」ことを嫌い、特に両親の形見である久遠寺邸の洋館については、建物に危害を加える相手には容赦のない怒りを向ける、洋館にそぐわない生活様式は改めさせるなど、格別の執着を見せている。紅茶にうるさく数々の茶葉を所有しており、その影響でコーヒー派だった青子も紅茶派に転身している。幼少時から魔術の手解きを受けてきた生粋の魔術師で、純血の魔女(マインスター)の系譜を受け継ぐ「最後の魔女」。数々の童話の怪物(プロイキッシャー)を使役する典型的な人形師で、その魔術は「魔法以上に魔法に近い」と評されるほどの、破格の魔術系統を誇る(奈須きのこ曰く「魔法と魔術の関係とかほとんどブチ壊し」)。直接的な対人戦闘力では青子に劣るが、橙子との戦闘では状況に即した臨機応変な戦法で彼女を追い詰めるなど、壊す以外に能のない青子を優に凌ぐ技量を見せる。また肉体に刻まれた魔術刻印の量も青子の比ではなく、全身はおろか骨格から内臓に至るまで刻み込まれていて、腹を抉られるような重篤な傷でも自動的に修復するほどの回復力を持つ。

静希 草十郎(しずき そうじゅうろう)

魔法使いの夜 静希 草十郎(しずき そうじゅうろう)

魔法使いの夜 静希 草十郎(しずき そうじゅうろう)

本作のもう1人の主人公。山奥にある田舎から三咲町に引越して来た少年。三咲高校2年C組在籍。堅実的で口数が少ないが、前向きで人懐っこい性格から、誰とでも仲良くなれる。電気も無い山奥で育った為、極度の世間知らずで、学校にも通ったことがなかった。彼にとって都会は未知の領域であり、得体の知れないものに溢れている存在。そのため魔術を目撃した際も「都会ではそういうこともある」と納得した挙句、その正体を知った後も科学技術も魔術も分からないから似たようなものだと言い切った。当初は、アパートで1人暮らし。青子と自動人形の戦いを目撃してしまった為に抹殺されそうになるが、紆余曲折の末、魔術の秘匿の為、青子と有珠に監視される形で、久遠寺邸で共同生活を送る事になった。当初は忘却の魔術を見つけるまでという話だったが、2人は草十郎と共に過ごしたり窮地を救われたりするうちに追い出す気をなくした模様。本編終了後、本格的に住み込む事になってからは、経済観念のない2人に代わって家計(主に食費)の管理もすることになり、日々質素になる食事に2人を慄かせている。『Fate/stay night』の登場人物である葛木宗一郎のモデルでデザインや設定に類似点がみられる。また当初のデザインからかけ離れており、元はワイルド的で180cm近い長身で少年より青年のイメージで、言動も今と違っていたらしい。

魔法使いの夜『まほよ』の見所!

魔法使いの夜『まほよ』の見所!

魔法使いの夜『まほよ』の見所

①:シナリオ

魔法使いの夜『まほよ』の見所 シナリオ

魔法使いの夜『まほよ』の見所 シナリオ

‘‘ビジュアルノベル‘‘の名前の通り、ゲーム冒頭のビジュアルと雨音等のサウンドで一気に物語の世界に引き込まれます。キャラクターの音声は無いのですが気にならないくらい絵と音楽と演出が雄弁に語ってくれます。

②:グラフィック

魔法使いの夜『まほよ』の見所 シナリオ 魔法使いの夜『まほよ』の見所 グラフィック

魔法使いの夜『まほよ』の見所 グラフィック

背景がかなりリアルで綺麗です。今回は主に都内の公園の巡礼(探訪)でしたが一番行きたい舞台は函館にあります。

主に日常(光)の部分と魔術・魔法(闇)の世界がリアルに表現されています。

③:画面演出

魔法使いの夜『まほよ』の見所 シナリオ 魔法使いの夜『まほよ』の見所 画面演出

魔法使いの夜『まほよ』の見所 画面演出

ゲームジャンルはノベルゲームですが、控えめに見ても謙遜以外に他ならないぐらいキャラクターや画面が動きます。キャラクターの音声が無い分耳から得られる情報が減る事となりますが、その分を補って余りある演出に瞬きの間も許しません

④:サウンド、EDテーマソング

魔法使いの夜『まほよ』の見所 シナリオ 魔法使いの夜『まほよ』の見所 画面演出 魔法使いの夜『まほよ』の見所 画面演出

魔法使いの夜『まほよ』の見所 サウンド
ネタバレ注意!

日常のさりげないサウンドから戦闘シーンの臨場感溢れ続けるサウンドまで文句のつけいる隙がないです・・・。

一番は、多くの人が耳にした事があるだろう名曲『君の知らない物語』のアーティスト【supercell】が手掛けるEDテーマソングで締めくくられる幕引きの美しい事。まさに「星が瞬くこんな夜に」とプレイ後頷いたプレイヤーは数知れず(妄想)

聖地巡礼(舞台探訪)亀戸中央公園

魔法使いの夜 聖地巡礼(舞台探訪)『亀戸中央公園』

魔法使いの夜 聖地巡礼(舞台探訪)『亀戸中央公園』

 こちらが公園の中心にある時計塔です。周囲の背景はあまり一致しませんが時計塔の中心はかなり一致度が高い事伺えます。

聖地巡礼(舞台探訪)亀戸中央公園 出入口1

聖地巡礼(舞台探訪)亀戸中央公園 出入口1

聖地巡礼(舞台探訪)亀戸中央公園 出入口1

こちら公園の出入口1です。実際はU字型ではなかったです。

聖地巡礼(舞台探訪)亀戸中央公園 出入口1

聖地巡礼(舞台探訪)亀戸中央公園 出入口1

カット合わせ能力がまだまだ足りないです。

今回のMAP

まとめ

軸が紹介寄りになってしまいました(笑)

最近のノベルゲームでは順に{絵(グラフィック)・サウンド(音声)・演出(シナリオ)}が良くマッチしてる作品を一般的に‘‘神ゲー‘‘と称されている事と思います。今作に関しては{絵(グラフィック)・サウンド(音)・演出(シナリオ)}のどれもが最高の水準の構成になっています。自分は初見プレイ時、音で情景をこんな風に表現出来るものなのかと感動したものです

一番行きたいまほよの高校は函館なのでいつか行きたいです。ゲームの内容が気になった方は是非プレイして見て下さい(^.^)/~~~

以上です。

 この記事では「魔法使いの夜」の作品画像を比較研究目的のために引用しております。画像の著作権はTYPE-MOONにあります。